mitosaya薬草園蒸留所

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No. 008
Eau de vie
2019
BANANA COUPLET
Banana & Ogatama flower

44% vol.

100ml 2,376­円 OUT OF STOCK
500ml 10,126­円 OUT OF STOCK

バンコクの酒屋で下手な線で犬の絵が書かれたボトルを見つけました。お酒のボトルでこんなに力の抜けたのもないなって手に取って眺めていたら、店員の女性が突然僕の手からそのボトルを取り上げ、レジを打ち始めます。何もわからないままにお金を払い、追い出されるように店を出ました。

後から知ったことですが、タイでは午後2時から5時の間お酒の販売ができません。その時まさに1時59分。ボンヤリしている日本人に彼女は気を利かせてレジを通してくれたわけです。

犬のボトルの中身はなぜかバナナから作った蒸留酒で、香りから甘さを感じるほどの南国らしいお酒でした。以来、バナナのお酒を作ってみたいと思っていたものの、わざわざ輸入バナナを仕入れてmitosayaが作るのも変な話ですし、作る理由が見つかりません。

ところが、ひょんなところで千葉でバナナを育てている人に出会います。成田のGPファーム、半田さんの理論によると、一度バナナの種を零下60度以下に冷やすと、氷河時代に入ってしまったと種が勘違いして、常温に戻ったときにここが自分の環境だと思いこみ、その場所で育つようになるのだといいます。

正直、半信半疑でしたが、実際に成田の農場を見に行ったところ、温室にはたわわに実るバナナが実っています。しかしながらGPファームのバナナはかなり高価で、原料にするにはもったいない。悔しがる僕を見かねてか、バナナの花を刈り取って一つ渡してくれました。真っ赤なバナナの花をむくと小さな小さなバナナが現れます。ほのかに香るバナナの香り。

さらに、春の終わりのmitosayaでも、夕方になると突然バナナの香りを感じます。見渡し見つけたのは黄白色の小さな花の咲くカラタネオガタマ。こうなるともはやバナナオー・ド・ビー待ったなしの状況。

淀橋市場唯一のバナナ専門問屋で、エクアドル産とびきりのバナナを選んでもらってフルーツブランデーを作ります。そこにバナナの花、カラタネオガタマで作ったスピリッツをブレンド。熱帯のものなのにどこか穏やかな、バナナの二行連句を読み解いてください。

品目:ブランデー
原材料:バナナ(エクアドル産)、カラタネオガタマ、ライススピリッツ
アルコール度数:44%

Bottle label drawing: Shinpei Kusanagi